基本話の流れは原作準拠ですが、尺の都合か演出の都合や世間一般のへの都合か、アニメアレンジがちょこちょこと。それは仕方ないにしても原作スキーとしては納得行かんところもあったりですがｗ
その辺は後述。というわけで、行きますか。

車の座席で寝ているアインたん。
前回ラストではシートに座っている状態でしたが、今回の冒頭ではシートは寝かされた状態だったり。
また、どれくらい時間がたったのか分かりませんが包帯を（最低でも）１回は替えた様子。
まぁ、それでもアインたんに回れている包帯は血が染み出てましたが。
つか出血量を考えるとヤバイんぢゃね？ｗ　輸血必要ぢゃね？　せめて生理食塩水とかで点滴くらいしよーよ。と「ザ・シューター　極大射程」な事を言ってみたりｗ　あと砂糖も必要だなｗ

気が付き、身体を起こすアインたん。
装着シーンはないですが、ちゃんとシートベルトしてたり。
……傷に障る気がしますが。　あと何気に包帯の位置からすると傷口が横腹あたりになってますな。

……アレ？　前回の位置だと……ま。置いといて。

「下ろして」と言うアインたんのセリフでサブタイトル表示。

車中でのアインたんと玲二君の会話。
この辺は原作の流れどおりですかねー。
今まではアインたん上位でしたけど、この辺の会話では玲二君上位ですな。
まぁツヴァイから玲二に代わった分けですからね。
過去の記憶と名前、帰る場所がある玲二君に対し。
「私には何もない」というアインたん。
しかし玲二君は「それは違う」と。
しかしまぁ、玲二君がすっかり男らしくなってますよｗ
ますますマチ妹のライバルが増えるなｗ

途中、ガソリンスタンド？併設のコンビニに寄る玲二君。
車中にはアインたんを残してます。
入り口でチンピラらしき２人組がいたり。
買い物を済ませて……というところで絡んでくる２人組。
トイレ入り口らしき概観。

で。

アーッ！！　ではなく、ボコられる２人組。どーやらインフェルノの追っ手ではない様子？
それでも拳銃（ソーコムピストル）を突きつける玲二君。
銃声が１発響き、トイレから出てくる玲二君。
銃弾はチンピラその壱の近くの壁に弾痕を残すのみ。
威嚇ですなー。

車中に戻る玲二君に「私がいなくなっていると思わなかった？」と問うアインたん。
玲二君は「君は無茶だけど、馬鹿ぢゃない」と返したり。

その頃、デストロンインフェルノではマグワイアさん（私服ｗ）とワイズメルさんが、サイスのトレーラー（１話に出てきたやつ）を発見したものの、すでにもぬけの殻。クロウディアさんと、リズィ姐さんにその報告とサイスの始末を言い渡してました。

チャーラーラーラー　チャッ♪

時間帯は夕方に。
途中ラジオで歌聴いたりする玲二君。
どー聞いてもＯＰソングです。本当にあ（ｒｙ
劇中で宣伝ですかｗ
歌を聴きながら、アインたんは玲二君の過去、日本の話とかをしてもらうことに。
ただ、何を話しているかは不明。
音楽としゃべっている映像だけの演出でしたので。
楽しげに語っている玲二君に対し、神妙なアインたん。

んで夜に。
梧桐のアニキと志賀のアニキ。
今回は『へい』なしか……ﾅﾆｦｷﾀｲｼﾃｲﾙﾉﾔﾗｗ
前回強奪した『荷』を無事飛行機に積み込めているよーで、そのことをクロウディアさんに携帯で報告してます。その後、志賀のアニキがクロウディアさんを警戒するよーな事いいますが、梧桐のアニキはそれすら利用すればいいと。

どこかのビルの屋上にいるクロウディアさん。
梧桐のアニキとの連絡終了後、両手を広げ現状の進行具合に満足げのようです。
その絵の様は頂点へと駆け上ったような感じ。
まだまだスタートラインであったりしますけどね。

んで。
車で逃走中のアインたんと玲二君。
「帰るべきだわ」とアインたん。
路肩に止めて会話。
自分自身の存在を証明するパスポートの話です。
この辺の会話の流れも原作どおり。
違うのは原作が昼間走行中だったのに対し、夜路肩に止めてってとこですか。
シートベルトといい、何気に交通マナー守ってますなｗ
パスポート＝自身の証明。
アインたんにはないものです。
「私にはないもの」と悲しげ。
既に劇中ではアインたんはツヴァイではなく玲二と呼んでたりするんですが。
「なにをするの玲二！？」と。
対して玲二君は破いてパスポートを捨て去ります。
アインたんに対し、玲二君は語ります。
自分の存在を証明するのは自身の記憶であり、判子と紙切れではないと。
「なぜ、私に構うの？　貴方には何の得も…
「君を死なせたくない。見殺しにしたくない。誰の為でもない、これは僕自身の意思だ。それを貫く、それが僕の、自分自身の意思だ」と。

が、全部捨てたのではなく、切れ端が少し残ってたり。
丁度『吾妻玲二』と書かれた部分が。

まぁこの辺は玲二君がカッコいい事カッコいい事ｗ

んでＡパート終了。

Ｂパート。
なにやら検問してたり。
とはいえ、インフェルノがらみかどーかは分かりません。
いちおーパトカーやら、お巡りさん制服着てますし。
玲二君の演技でなんとかスルー。
しかしお巡りさん、シュアファイヤー（フラッシュライト）は無茶苦茶まぶしいんでアインたんに向けないで下さいｗ
ちゃんとしたライトの持ち方だったので、ミリタリーマニアも納得だけどｗ

さて逃亡中のアインたんと玲二君はモーテルへ。
何気にルームチェックを怠らない玲二君。おぉ、プロっぽいｗｗｗ
んで。
休息をとりアインたんの傷の回復待ち、遠くへと逃亡するプラン。
「遠く？　何処？」
「最後まで」
「そんな…」
「言っただろ、自分の意思で決めたって」
不安げなアインたんに対し、なんとまぁ男らしくなった事か玲二君。

食料を買いに外へ出る玲二君。
戻ってくると部屋のドアに鍵がかかってたり。
拳銃片手にドアを破り踏み込む玲二君。室内は暗く、しかし一部だけ電気が付いてたり。
そこはお風呂場でした。

拳銃（ソーコムピストルＬＥＭ付き）をこめかみに押し付けているアインたん。
しかし引き金にかかっている指は震えて撃てません。
そっと、その拳銃を奪う玲二君。

ちゃんとハンマーが落ちない（激発）しないよーにしながらの動作は、ガンマニア的に好感持てますわーｗ

ちなみに原作ではベッドの上で剃刀でリストカット、なわけですが昨今の刃物事件とかの影響なのか拳銃になってますね。まぁ、この辺のアレンジは問題ないですよ。んでもね。

なんで抱擁シーンがないんぢゃぁぁぁああぁぁぁああぁぁっ！！！！

原作であった抱擁シーンがカットですかそーですか。
萌えシーンなのに……なんで……なんでないんぢゃぁぁあああああ……orz

まぁ２人の会話の流れは概ね原作どおりデスヨ。
アインたんにも生きていて欲しいと願う玲二君。

さて、このところリズィ姐さんがちゃんと仕事している映像がｗ（ぉ
先に登場した２人組のチンピラを、トイレでボコり、拳銃を向けてなにやら聞き出している様子。
哀れチンピラ。

追われているアインたんは
「貴方は私と組織、どっちに銃を向ける」と玲二君に問います。
「決まってる。組織を撃つ。僕は僕の意思で引き金を引く」
と生き抜く事を宣言する玲二君。
対してアインたんは「そういう生き方を私にもしろって言うの？」と弱気。
何もないアインたん。
そこで、アインたんに新しい名前を付けてあげる玲二君。
その名前を口にするアインたん、否、エレンたん。
あぁ、もぅこの辺の流れは言葉にするより「見てください（Byシャクティ）」ですなーｗ
アインたんもといエレンたん可愛いよ可愛いｗｗｗ
「エレン、探そう。君がなくした過去を」
玲二君かっこいいよカッコイイｗｗｗ

ま、自分向け萌えシーンは無くなりましたが。
ベッドで寝ているエレンたん。
玲二君は上半身裸でベッドの上。
マチ妹含む腐女子向け萌えシーンかｗｗｗ
んでもカッコイイ玲二君ｗ

んで夜のハイウェイ。
ピックアップトラックかなんかに乗って、リズィ姐さんとクロウディアさんが移動～。
している会話は前回同様、玲二君も裏切ったらリズィ姐さんが殺して、と。

んで翌朝。

玲二君は車と逃走資金を得る為に、車中にエレンたんを残し「気をつけて、エレン」と。
それに「えぇ、玲二」と答えるエレンたん。
車中に１人のエレンたんの手には、破られたパスポートの一部『吾妻玲二』と書かれた破片を手に「エレン……玲二がつけた名前。この名前で私は……」と。
しかし、次の瞬間尾行されているのに気が付き、車中から近くにチェーン店系？のカフェへ逃走します。
その裏路地とおぼしき場所に尾行していた男が拳銃（グロック）を手にしてます。
しかし、それを暗がりでやり過ごしたエレンたんが後から狙いますが、男は気配に気付き振り向きます。
お互い拳銃を撃とうとして、しかしエレンたんは傷の痛みからよろめき……次の瞬間銃声が。
果たして倒れているのは尾行していた男。
撃ったのはサイス……ではなくサイスの部下？っぽい人みたい。
「痛みなど精神力で克服したまえ」と無茶いいつつ、エレンたんはサイスの手に。
ルガーＰ０８の出番はナシですかそーですかｗ

駐車場で車を調達しよーとしている玲二君。
しかし、あからさまに怪しいですよｗ　車のドア開けてスターターあたりを弄ってるなんて不審極まりないｗｗｗ　まぁ車に乗り込んで、と原作どおりにすると尺や演出に不具合が出るんでしょうけどね。

というわけで難なくリズィ姐さんとクロウディアさんに囚われてしまう玲二君。
エレンたんがサイスの手に渡ってしまった事を知ります。

路地裏に落ちている玲二君の紙片。

んで、場所変えてリズィ姐さんによるゴーモン。
しかし、サイスの行方なんて玲二君が知る由も無く。
クロウディアさんに言われリズィ姐さんが場を去りますが、その際頑固さだけはリズィ姐さんに認められた模様の玲二君。リズィ姐さんフラグ立った？ｗ　ま、次回への伏線というか尺や演出のでしょうね。

さてクロウディアさんにはエレンたんと２人で組織から逃げると言う事を見透かされているわけで。
このままだとエレンたんの命も危ない。玲二君に何をすれば玲二君の願い「エレンたんを救う」を実現できるのかを問います。

「身の潔白を証明し。アインを取り戻す方法が」と。

どこぞのベッドの上で寝ているエレンたん。
その表情は絶望というべきか、無表情というべきか。

拳銃（ベレッタＭ９２Ｆ。でもなぜかリアサイトがないｗ）を差し出しされ、それを受け取る玲二君。
受け取った銃にはリアサイトあったなぁｗ
「サイスは、僕が殺します」という玲二君。

というわけで今回は終わり。

今回のアニメアレンジで不満なのは上記しましたが抱擁シーン無い事！ですけど、なんで抱擁したかっていえば、エレンたんが取り乱していたから、泣いていたからってのもあるんですよね、確か。
ラストの方の尾行に気付いた時も、原作はホントに取り乱して逃げるわけですけど、結構重要なシーンだと思うんだけどなぁー、と。

ファントムと呼ばれた最強の暗殺者も、その実ただの弱い一人の少女であるという演出は必要なんぢゃないかと。まぁ、そこまでしてしまうと、まだ本格的に出ていないキャルたんや未緒タソの立つ瀬が無いのかもしれませんけどね。ヒロイン的にｗ

んでも、あそこでエレンたんは尾行者に銃をむけちゃイカンだろと。コレは強く言いたいなぁ。
ぢゃないと昨晩自殺しようとしていたエレンたんとの整合性がなくなっちゃうし。
玲二君のように強く生きるという決意などの明確な表現があれば、別でしたけどね。
そこは残念かなー。まぁ、玲二君に感化されていると、見方を変えれば見えないこともないですけどね。原作を知らなければそう見えますから。

そーいえば今回も基本原作の流れでしたが、省略されている部分もあったかな。結構重い部分が。尺や世間一般の情勢などもあってかも知れませんけどね、そこの部分あってこそのファントムだと思うのですが……それも仕方ないのかな？ｗ
まぁ兎に角、今回のアニメ版アインたん＝エレンたんはその辺の感情表現のギャップの激しさがないのが、一番の違いですね。まぁアニメ的な尺や演出制限もあるとは思いますけど、色々とそこは原作ファンとしては残念。つか見たかった映像でもありましたし（コレが言いたかっただけだｗ）

次回はついに……なわけですが。
エレンたんは原作どおりオートマグを使用するみたいでココは安心どころかな
兎に角、原作スキーとしての不満は今回ありましたけど、それはそれｗ　次回も期待してますよーｗ