クライマックスが近づいてまいりました。
今回はアニメアレンジの方が多かったですね。まぁ尺がなくなりつつあるのもあるで纏まられる所は纏めないといかんでしょうから。

今回の脚本は原作者の虚淵氏自身。故に安心して見れるのと、多少贔屓目があったりしますが（ぉ

また今回ヒロイン的にはキャルたん＞美緒たん≧エレンたんぽい感じ。
まぁ、総合的＆個人的に見て、感じですけどね……。
基本キャルたんを焦点当てつつ、他ヒロインを均等に扱っているって感じです。

というわけで、サックリ行きましょうか。

冒頭。
まだ廃墟で「玲二さん…」と悲しんでいる美緒たん。
エレンたんが去ったあとのよーですが、着替えてない様子。
それほど時間が経っていないのか？　そこへ志賀のアニキが部下を引き連れてやってきます。
美緒たん、安心してまた気絶。
よくよく気絶する子ですなｗ

んでサブタイ。

自宅自室で寝ている美緒たん。
その様子は平素と変わらないですが、目覚めてみれば腕には縄の跡。
その後、何かを決意し母親の元へ。
母親は梧桐大輔の遺影を飾ってある仏壇の前にしました。
美緒たんと母親の会話。
父親のことや大輔の事です。
母親の決意、父親の思い。
「一緒にいるだけが愛じゃないのよ」
うん、まさしく血だな、美緒たんが玲二君を好きになったのはｗ
しかし、なぜその回想シーン（虹を見上げていたシーン）で、隣にいたはずのエレンたんの姿ナイデスカ。

母親の話を聞いて意を決して玲二君に電話する美緒たん。
エレンとキャルの対決場所のヒントや、キャルたんの苦しみ、原作であったよーな告白っぽいのをします。
うん、ヒロインしてる。
「だからさよならじゃないです。行ってらっしゃい、です」という美緒たん。
それに「あぁ……行ってきます」と答える玲二君。まぁ、もぅ戻ることはないのかもしれませんけど（美緒たんの元的に）
ただ、美緒たんもそれは分かっているのかも。

また母親が志賀のアニキと会話したり。
「殺すつもり？　その子達を」とか物騒な事を平気で言えるあたり、母親ただもんぢゃないですなｗ
やり方を批判したり、大輔アニキを撃った事についても、志賀のアニキは応えず。
迷惑はもうかけないとは言いましたけどね。

中華街。
先のインフェルノ襲撃があった、そして今は誰もいないチャイニーズレストランでキャルたんは対決までの時間、お酒？を飲んで荒れていたり。
そこへ、ジュディ、リズィ姐さん、誰アンタ？もとい徐さんが幽霊？として、俺参上！ｗ
キャルとのやり取りをします。つかリズィ姐さんはこれで死亡確定か……嘘だと言ってよ王大人（マテ）

キャルのやり方、生き方に疑問を投げ掛けるジュディ達。

でもまぁジュディさんとリズィ姐さんは分かるけど、徐さんはそんなに接点ないやんｗ　って突っ込みはナシかｗ　徐さん、結構良いトコとってますｗ　まぁ幽霊＝キャルの内面内心での葛藤という表現でしょう。

今までそーゆーの合わない～、とか感想でいっときながら、虚淵氏脚本だと気にならない！不思議！（ぉ　まぁ原作者エコヒイキですなｗ
感じ的には氏が懇意にしている「ブラックラグーン」原作者のメイド長とそれについているサラリーマン幽霊的な感じですか。つか見てそれ思い浮かべたわｗ

もはや引き返えせず、行くところまでしか行くしかない暴走。
「私が奪う。私が壊す。……その逆はもう、二度とごめんだ」
大事なものを壊すしか出来ない自分に結局、キャルたんは泣き崩れたり。

んでココまでがほぼアニメアレンジでした。

夜の篠倉学園の風景。雪が舞ってます。
礼拝堂で祈るエレンたん。
そこへ現れる玲二君。

キターッ！！

と思うのもつかの間、Ａパート終了ｗ
興奮しまくっていただけに、良いトコで落としすぎｗ　反動で死ぬかと思ったｗ

Ｂパート。
原作の流れの会話を取りつつも……エレンたん好きーとしてはちょっとがっかりかなー。
玲二君が自分でケリをつけるとエレンたんに話すってシーンですけど、エレンたんのやりとりがあっさりというか、美緒たんがヒロインぽくしてたのに対して、弱い感じがするなぁ、と。
会話とか演技とか。もっとボロボロ泣いてくれれば良かったのかもしれませんけどね。
この部分に関しては原作（ＰＣ版）やＤＶＤゲーム版、ＰＳ２版の南女史の演じたエレンたんに軍配があがるかと。原作版の展開は無理として、ＤＶＤゲーム版、ＰＳ２版であった「結婚しよう」がカットだもんなぁ……。多少無理があるとはいえ、似たようなラヴな会話が欲しかったなぁ……。
エレンたんが玲二君好きっ！！てのが感じられないというか。まぁあくまで個人的な思い入れがある為、だと思いますがｗ

ただ、エレンたん語りは玲二君への思いよりも、（玲二君を失った時の）生き方への思いの方が強かったかな。そこがそー思ってしまった原因かも。つかまぁラヴ分が少なかったのもありますが以下エンドレスになりそうなのでカットｗ

是非ともディレクターズカット版としてＤＶＤにラヴ分追加して欲しいぞっと！

原作に比べあっさりとした感じでしたが、ちゃんとエレンたんを抱きしめてあげてます。
ちゅーでもすれば印象変わったかもしれんのに（ぉ

まぁ、アニメ版の礼拝堂にはキリスト像がなかったので、その辺の会話などある程度カットされるのは予想はしていましたけどね。予想的中かよｗｗｗ

んで。
キャルがステアーＡＵＧ持って礼拝堂のドアを蹴破って登場。
待っているのは玲二君。
キャルたんと対峙する玲二君。
玲二君がキャルたんの復讐が正当だと会話するシーンは原作どおり。
演技もあってか、久々にへタレでない、主人公らしいカッコイイ玲二君です。

その頃、志賀のアニキは部下を引き連れて礼拝堂へ強襲しようとしますが、エレンたんが「邪魔は、させない」と、それを阻止します。

原作ではキャルたんとの対決後→梧桐組乱入！でしたが、アニメでは同時進行にアレンジされてます。

というか。

エレンたん無双キターッ！！ｗ

さて、キャルたんと対峙する玲二君。
んで、オルゴールでの早撃ち対決。
対決シーンは原作の流れですが、途中アレンジがあり。

その間エレンたん無双が続きますｗ
ばったばたと倒れる梧桐組の部下達。
まぁ、ツッコミどころのある戦闘シーンですけど（タクティカルテクニック的に）まぁ、アニメなんでしょうがありませんｗ　演出です。主人公格には弾当りませんｗ

対峙を続ける２人。
過去の回想シーンから『ｉｆ』の回想シーンへ。
もしかしたら有り得た、爆破後の玲二君とキャルたんの逃避行？（玲二君は第２部ホスト姿ｗ　キャルたんはドライの姿、服装。せめて大きいキャルたんなら、抱き枕デザインの私服にしてあげればいいのにｗ）
一緒にいる世界。しかし、それはもちろん『ｉｆ』であり、甘い幻想。
「ありえるわけ……ない。本当に俺は救いようのない馬鹿だ。この期に及んでこんな……」
「いいじゃないの、たまにはさ♪」

オルゴールが終わり、銃を抜く２人。

「いいじゃないか、せめて夢の中くらいありえない救いがあっても」とキャルの心の声。

銃声。そして割れ落ちるオルゴールの懐中時計。

結局。
勝負は玲二君の勝ち。
この辺は原作の流れかな。
キャルは狂気から解放され、玲二君はキャルたんの名を叫び死を悼みます。

ちなみに無粋なツッコミを入れると。
玲二君はシグ。キャルたんはＳ＆Ｗです。
３部では時々玲二君の拳銃がシグだったり、ベレッタだったりしましたが、キャルたんは基本キャリーしているのはＳ＆Ｗでした。

んでも。

撃ち合った時のキャルたんＵＰのマズル形状が、それＳ＆Ｗぢゃねぇｗｗｗ
ガバメントのマズルぢゃねぇかｗｗｗｗ
とかね。まーガンマニア以外どーでもいいツッコミなんですが（ぉ

その間、エレンたんは志賀のアニキを除いて全滅させてましたｗ
しかも無傷ｗｗｗ　どんだけ無双なんだかｗｗｗ

そこへ現れるサイス・マスター。今までのチャイナ系の服から、以前の姿に変わってます。
傷ついている志賀のアニキに話しながらも、率いるはツァーレンシュヴェスタン。

キャルの遺体を安置し、ステアーＡＵＧを手に行く玲二君。
「俺は……殺す。生きる為に、殺す」

というところで次回へ続く！
尺足りるのかーっ！！ｗ　次回最終回だぞーっ！！ｗ

次回タイトルは『江蓮』
いやもーココに来たらネタバレもねーですがｗ
玲二君の予告セリフもアレですし、ちゃんと終わってくれそうですが……映像見る限り原作ファンとしてはちょっと演出に不安なところもあったりで……夕日？　つか誰？　つかあんたなんで？ｗ　後姿etc。
でも期待させてくれー！！　そして最後の瞬間まで楽しませてくれー！！

というわけで、次回はいよいよ最終回。
裸正座で放映を待ってましょう（ぉ