甘んじて原作至上主義と言われましょう。
このキモイ二次元ヲタとも言われましょう。
文句は言いません。
だって一原作ファンとして、あのＴＶアニメエンドなら、原作が１番良いに決まっているからと思うので。

もちろん、ＴＶアニメやその製作に携わった人達の話し合いでそういうエンドになったのでしょう。
確かにアレはアレでＰｈａｎｔｏｍ「らしい」といえば「らしい」のかも知れません。
でもきっと自分だけでなく、原作ファン、ＴＶアニメから見始めた人にとっても、納得の行くエンドでも、望んだ、見たかったエンドではないと思います。

少なくとも自分は納得も望んでもないわけですし。

確かに『Ｐｈａｎｔｏｍ』という作品は救いのない物語ではあります。ですが、原作でも、その後滅びがあるかもしれないとしても唯一の救いがあるのがエンドなわけで（むろんＢＡＤもありますけど、少なくともＧＯＯＤもあったわけで）

無論、製作側には製作側の色々と意見意思があるわけで、これが製作者側が望んだエンドなのでしょうが……。そこは視聴者からすればどーすることも出来ませんが、出来れば最後はあんな救いようのないエンドは止めて欲しかった。

救いのあるエンドにして欲しかった。笑顔が見たかった。

終わりよければ全て良し。

という言葉がありますが、数字姉妹との戦闘シーンや銃火器のあまりにお粗末な描写も気にならなくなるほど良い（自分が望んだ）エンドであれば、きっとアニメ製作スタッフに心から「ありがとう。楽しめました」と言えるのでしょうが、あのエンドではそれすら忘れて、何も言えない、というか憤りしかないですよ。

そもそも、演出ありきでまったく整合性ないんですよね、あのエンド。
「これが現代版Ｐｈａｎｔｏｍのエンドだっ！」っという自己満足の為の演出にしか見えません。
まぁ個人的に穿った見方の意見ではありますが。

と、ここで一旦頭冷やしてみます。

上記の意見はあくまで『原作ファン』として、なんですよね。
客観的に、かつＴＶアニメから知ったとして見た、と仮定して感想を述べれば、今回のエンド、多少は納得の行く確立が高いと思います。まぁ理不尽感や、やっぱりハッピーエンドが見たかったという意見もあるでしょうけど、原作を知っている知っていないで納得いき度合いは違うでしょうね。

もともとＴＶアニメのサブタイトルも原作とは違いますし、製作開始時にも『現代風に作り変えた新しいＰｈａｎｔｏｍ』みたいな事言ってましたし。
まぁ、すんなり原作とアニメは別物、と考えてしまえばいいのかもしれませんし、つか自分はそうするつもりです。でないとストレスで胃がまぢでもたんｗ

とは言え、可能性は低いとは思いますが、それでもやはり一原作ファンとして、また自分の言葉をタダで引っ込めるわけにも行きませんし（ぉ　行動しないよりはマシと、こんなの立ててみました。

たのみこむ『TVアニメPhantom Requiem for the Phantom　セルＤＶＤ最終巻に原作準拠シナリオで最終回追加希望』

まぁ、無駄かもしれませんが、それくらいはしたい気持ちがあるわけですよ（苦笑）
それだけ『Ｐｈａｎｔｏｍ』という作品が好きだということなんですよ。
原作発売から１０年。１０年間それだけ好きな作品なんですよ。
出来ればＴＶアニメ版も好きと言いたかったですけど、今の心情ではちょとまだ無理でしょうね。

ＴＶアニメ版最終回の（最終回を見終わった瞬間の）感想を

ふっざけんなっ！！！！

と、記さなければならないのはなんとも悲しいですし。
まぁ、すでに完成され放送されてしまったものは覆らないわけで。
上記しましたけど、あのエンドはアレで。でも一視聴者としてはＩｆを勝手に想像してもいいだろう、と。

『Ｐｈａｎｔｏｍ』と言う作品が大好きなだけに、この最終回を見てしまった以上、やっぱりどこか引っかかってて心情的にＴＶアニメ版の製作スタッフの皆さんに一視聴者として心から「おつかれさま」と素直に言えないのが非常に残念ですけどね。単にヒネているだけかもしれませんけど。

というわけで。

とりあえずまだまだ語りたいし、上記の分もまとまっていないところもありますけど、ＴＶアニメ版『Ｐｈａｎｔｏｍ』の感想をこれで終わりにしたいと思います。もしかしたら後日改めて書くかもしれませんし、書かないかもしれませんけどね。

ま、原作ファンのたわごとと思っていただければ。
黒歴史のＯＶＡの時もそんな感じですっぱり諦めた記憶ありますし（ぉ

ではでは。