シリーズ通して見ても、チグハグだなぁ、と感じたり。
製作会社の友人には悪いけど、全方位に良い顔しようとして、結果中途半端になってしまっている感。
全体を通しての感想は、普通？良作とは言いがたいかなぁ。悪くはなかったって、ことは良かったって事なんだけどねｗ

つかみの１話や第六駆逐艦隊がメインの話は面白かったけど、たぶん殆どのファンが見たかったのはそういう、いわゆる日常系萌え話だったと思うし、そっちを見たかった感はやっぱり強いかな。
オンラインゲームの要素や二次創作からの要素を無理に入れなくても良かっただろうし。
特に最終話の飛行場姫の復活（時間ＨＰゲージ復活）とか提督の課金とかｗ
隻眼のヲ級との因縁のバトル……と思いきや、やられカットもなく撃沈されるとかどーなのよ？とか。
だったら思わせぶりに引っ張らなくて良くね？
なんか色々と消化不良な部分も。そもそも複線とか謎とか投げっぱなしだし。

それに「運命の～」なんて最終前話で話されても、モー少し前から複線なり要素を出しておくべきだったと思うし（要素としては３話かもしれないけど、史実どおりならもっとガンガン沈んでるハズだろうし）、なにより戦闘の演出がね（水上スキーはボトムズのローラーダッシュと思っているので、そこは個人的に問題なし。そもそもボトムズに携わっていた人が演出していた箇所もあるし。ただそれでも棒立ちが多すぎるし、同じような題材のアルペジオと比べると……ね。いや、戦闘シーンでもいい場面はあったけど、ホント棒立ちとかマイナス要素が多すぎ。
ミリタリー要素と萌えを上手く融合したストパンやガルパンのように、軍事考証をもっとしっかりして、戦闘演出をするべきだったと思う。戦闘要素を入れるなら、なおさら。

でもまぁ、なにより最終話で許せないのは２つ。

なんで霧島さん、メガネ外すん！？

砲撃戦だよ？眼鏡っ娘だよ？そこはゲンドウさんばりにクイッと眼鏡上げて、光らせればいいやん！！
「霧島が眼鏡を外した！？」ぢゃなくて「霧島の眼鏡が光った？！」でいいやん！
馬鹿なの？アホなの？眼鏡好き舐めてんの？

絶対にゆ゛る゛ざん゛っ！

最後の方の大淀さんは、まぁ演出的に外れても仕方が無い状況だから譲歩は出来る。
だが、霧島さんの眼鏡外しはおかしいでしょーが。
大淀さんも、眼鏡スキーから言わせれば、あえて外れずに、半ズレ状態の困り顔で良いんですよ！

と、まぁ眼鏡スキーの戯言なんだけど、すべてのファンに向けて作品を作るのは難しいのは十分承知してます。
でも、こーいった細かい部分を拾い上げて、それを見せるだけでもまた違ったんだろうし、逆にそこのさじ加減を間違った？故に中途半端感、投げっぱなし感が出て来てしまってるんだろうなぁ、と。

続編あるようですが、出来れば「フルメタルパニック　ふもっふ」みたいな日常系萌えアニメとかで再構築して欲しいなぁ、と希望してみたりｗ出来れば球磨多磨回をっ！ｗ

まぁ、ちょろっと日記ネタとして『艦これ』アニメ感想書いてみましたとさ。
厳しめな感想かもしれないけど、全体を通しては楽しんで見てましたよ。続編は手放しで良かったと言える作品になってくれればと思って、ちょいと書いてみたってとこですか。

結局最後まで個人的にアニメ版デザインの吹雪ちゃんに見慣れなかった、明日はどっちだっ！？